【保存版】これを読めばわかる不動産売却の流れ!費用や注意点も解説

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人生において不動産売却をするタイミングは様々です。
結婚や子供が増えたことがきっかけであったり、転勤はたまた離婚のほか、老後のために他の家に移り住みたい、相続で得た不動産の管理が難しいなど、多岐に渡ります。

しかし不動産売却は何度もおこなうものではなく、初めて不動産売却をするという方が売主の多くを占めます。
そこで今回は、初めて不動産売却をおこなう人でも分かるように流れや費用、注意点を解説します!

ぜひ最後までご覧くださいね!



1.不動産を売却する流れ


不動産売却 流れ 
不動産売却のおおよその流れは大きく分けて「売り出し前」「売り出し中」「売り出し後」の3つです。
そしてその大きな3つのステップは8つのステップから成り立っています。

それぞれのステップをご紹介します!


【STEP1】売却したい不動産の相場を調べる


不動産売却 流れ 相場を調べる

まず不動産売却を始めるにあたって、一番最初にすることが「売却したい不動産の相場を調べること」です。
基本的に不動産の相場を調べるには、インターネットで以下の3つの方法を活用して調べましょう。

★不動産のポータルサイト
不動産のポータルサイトでは、今現在売り出されている物件が一覧となって表示されます。
そこで売却したい不動産が所在しているエリア、間取り、築年数などが似ている物件を探してある程度の相場を確認しましょう。

ポータルサイトの種類としては、有名なものの一部としてSUUMOホームズが挙げられます。




★土地総合情報システム
土地総合情報システム
国土交通省:「土地総合情報システム

土地総合情報システムは国土交通省によって運営されているサイトです。
サイト上に表示される都道府県の地図から希望のエリアを選んで、土地や建物などの取引価格を調べることができます。

以下は土地についての記事になりますが、土地総合情報システムの使い方を画像つきで解説しているので、使い方を知りたい方はぜひご参考くださいね!
自分の土地の相場はいくら?調べ方や好条件売却のコツについて解説します!


★レインズ・マーケット・インフォメーション
レインズマーケットインフォメーション
レインズ・マーケット・インフォメーションのトップページはこちら
レインズ・マーケット・インフォメーションは、国土交通省から指定を受けた機関によって運営されている不動産取引情報提供サイトです。

会員制でかつ不動産会社しか利用できないレインズとは異なり、レインズ・マーケット・インフォメーションは一般人でも利用することができます。
都道府県や地域を選択することで、直近1年の取引価格などが表示されます。


【STEP2】複数の不動産会社に査定を依頼する


不動産売却 流れ 査定依頼
不動産の相場を大まかに把握できたら、次は複数の不動産会社に不動産査定の依頼をしましょう。
そして気になる業者を2、3社に絞り込んで訪問査定を依頼したあと、査定時に価格の根拠や販売方法、戦略、サービスの違いなどを確認しましょう。
机上査定と訪問査定については以下の記事で解説しているので、興味のある方はぜひご参考くださいね。
机上査定だけでは意味がない?訪問査定との違いを解説します!

ここで注意が必要なのが、「1社のみの査定だけで決めるのは避ける」ということです。
というのも、複数の業者に査定依頼を出すことで、それぞれの業者のサービスなどを比較することができます。

それだけではありません。
中には査定価格を、相場の誤差からかけ離れたかなり高額で提示してくる業者がいます。
その魂胆として多いのが、「高い査定額を提示することで他社よりも優先的に契約を取ろう」というものです。

一見すると「高額で売却できるところにお願いすることのなにが悪いのか」と思われるかもしれません。

このような業者は自らの正当性を証明するため、高額な査定額のまま市場に不動産を売り出します。
しかし、相場からかけ離れた価格の不動産は売れ残ってしまう傾向にあり、さらに売れ残り物件は購入検討者から敬遠されるという悪循環に陥るのです。
結果的には相場よりもかなり安い価格での成約となってしまった、ということも十分に起こり得ます。

したがって不動産売却では、相場に近い価格を提示してくれる業者を選ぶようにしましょう。
業者を選ぶ際のポイントについては以下の記事にて解説しているので、ぜひご一読くださいね!
不動産を売りたい!でもどの不動産会社がいい?選ぶ際のポイントを解説


【STEP3】媒介契約を結ぶ


不動産売却 流れ 媒介契約  フロー
依頼したいと思える不動産会社が決まったら媒介契約を結びましょう。
媒介契約とは、不動産会社が買主と売主の間を取り持ち、取引の成立まで仲介するという契約のことです。
契約には以下の3種類があります。

・一般媒介契約
・専任媒介契約
・専属専任媒介契約


それぞれの大きな違いとしては、
不動産会社によるレインズへの物件情報の登録義務の有無、
売主が買主との直接取引の可否、そのほかにも売主への売却活動の報告義務などです。



不動産売却 流れ 媒介契約
不動産売却でも重要な役目をはたしているのが媒介契約。
これによって不動産会社の売却活動も異なってくるので、自分の所有する物件に適した媒介契約を選ぶようにしましょう。

媒介契約についての詳細な解説は以下の記事でおこなっているので、ぜひご参考くださいね。
媒介契約はどれがいい?メリット、デメリットやおすすめの契約を紹介します!


ちなみに媒介契約を締結する際には、不動産会社から「インスペクション」の説明がされます。
インスペクションとは建物の状況を調査するというもので、専門家が第三者的立場で不動産の調査をおこないます。
この調査で引き渡しなどをおこなう前に欠陥を判明させることで、買主にあらかじめ欠陥を説明してから売却できるので、売却後のトラブルが圧倒的に少ないです。

また、インスペクションの結果、劣化が見つからなければ買主も安心して購入できるため、人気が高く早期売却を狙うこともできます。
インスペクションについては以下の記事で解説しているので、ぜひご一読くださいませ!
最近よく聞く「インスペクション」とは?費用相場や所要時間、検査項目を解説します!



【STEP4】不動産会社が不動産の売却活動を始める


不動産売却 流れ 売却活動
媒介契約が決まったら、担当者と打ち合わせをおこなって不動産会社とどのように販売するか市場戦略を立てましょう。
売却活動は不動産会社が主となって、チラシ広告やインターネット広告などを用いておこないます。

担当者との打ち合わせの際には、希望通りの売却にするためにも、売却における希望条件をしっかりと伝える必要があります。
おおよそ以下のようなことをまとめておくと、売却活動時に担当者との食い違いなく進めることができるでしょう。


・いつまでに売却したいか
・いくら程度の売却価格を希望しているか
・売却における方針(早く売るのか、じっくり粘って高く売るのか)
・売却活動における希望(広範囲もしくは水面下での売却を希望するか)
・どういうことをしてほしくないか
・住んでいたからこそ分かる強み



そして伝えた条件や過去の取引事例、物件の強みなどを基に担当者が戦略を練り、プランを提示します。
プランに伴う不明点や不安なことがあれば、些細なことでも遠慮せずに質問し、納得のいく売却活動をしてもらえるようにしましょう。


【STEP5】購入希望者が現れたら内見対応交渉をおこなう


不動産売却 流れ 購入希望者 内見
不動産会社が販売活動を始めると、購入検討者から物件の内見を申し込まれます。
内見は物件のことを前向きに考えている購入検討者が多く、内見の印象次第で早期売却ができると言っても過言ではありません。

成約をより確実なものにするためにも、売主も入念な準備をする必要があります。
内見では玄関からリビング、キッチン、部屋、浴室、バルコニーの隅々まで見られます。

したがって、荷物の整理整頓や部屋の掃除をおこなっておくとよいでしょう。
引っ越しの準備で荷物が段ボールに詰まっている場合は、できるだけ部屋の隅などにひとまとめにしておくとあまり目立ちません。
また、スリッパを用意しておくと内見に来た購入検討者も安心ですね。

内見の際のチェックポイントについては、後日記事を更新予定です。
今しばらくお待ちくださいね!




購入を決めた購入希望者からは「買付証明書」という、購入の意思や希望金額が記載された書類が不動産会社宛に届きます。
買付証明書が届いたら条件などを確認し、不動産会社を仲介として購入希望者と交渉をおこないましょう。
売り出し価格の通りに購入したいという購入希望者もいれば、売り出し価格よりも安い希望価格を提示されることもあります。
そのため、あらかじめ不動産会社と「最低でもいくらで売却したいか」というラインを決めておくと良いですね。


【STEP6】買主と売主の両者が合意のもと売買契約を締結する


不動産売却 流れ 売買契約 締結
購入希望者との条件交渉で折り合いがつけば、いよいよ次のステップが「売買契約の締結」です。
条件などがまとまればその内容と売却、購入の意思を示した書類である「不動産売買契約書」を不動産会社が作成します。

そして売買契約日に不動産会社などに売主と買主が集合して、不動産売買契約書と重要事項説明書などを確認します。
重要事項説明書とは売買対象である住宅情報、およびそれについての取引条件、支払い方法などの重要な情報が記載されている書類のことです。
重要事項説明は主に買主に対しておこなうものですが、売主も確認しておいた方が良いでしょう。
ほかにも、契約を解除する際のことなども記載されているので、当日にしっかりと確認してくださいね。

これらの説明などが終われば、不動産売買契約書に署名と捺印をおこなって契約が成立します。
手付金や不動産売買契約書についての詳細は以下で解説しているので、ぜひご参考くださいね!

不動産売買契約書とは?内容や契約時の持参物、注意点を解説します!
【初心者必見】不動産売買における手付金とは?種類や支払うタイミング、方法などをご紹介します!


また、一般的に仲介手数料は売買契約が締結されたときに一括で払うことが多いです。
しかし業者によっては、契約の成立時点で半金を支払い、引き渡しの際に残りの半金を支払うこともあるので留意しておきましょう。

仲介手数料は売買する不動産の価格によって上限額が決められているため、あらかじめ目安を確認しておくと安心ですね。
仲介手数料については以下の記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【不動産売却】仲介手数料を払わない場合のリスクなどを解説!


【STEP7】不動産の決済と引渡しをおこなう


不動産売却 流れ 決済 引渡し
不動産売買契約によって引渡し日が決まると、一般的には不動産会社から必要書類や持参物の説明などがおこなわれます。

また、引き渡しの当日には、売主と買主だけでなく不動産会社の担当者や司法書士などの専門家が金融機関に集まります。
そして金融機関にて、売買代金の決済のほか、仲介手数料の半金、登記移転の手続きなどをおこないます。

当日の流れとしては以下の通りです。

1.必要書類(登記関連書類)の確認
 (抵当権が抹消できる状態であるかも確認されます)
2.金融機関から買主への融資を実行
3.売主への残金の支払い
4.諸経費の支払い
5.鍵や書類などの引き渡し
6.抵当権抹消と所有権の移転



そして不動産売買契約が成立した日に、不動産会社へ仲介手数料の半金を支払っている場合は、残りのお金を報酬として支払わなければなりません。
また、最終の取引時に一括で支払うとなっている場合は、4の時点で一括で仲介手数料を支払いましょう。

ちなみに、金融機関からの買主への融資は5分程度で完了します。
融資が完了すると買主の口座に融資の金額が振り込まれるので、出金して売主に代金を払います。
売主の口座への入金が確認でき次第、売主は鍵や書類を買主に引き渡します。

そして引き渡しが終わったら一度解散し、6のフローでは売主と司法書士で金融機関に抹消書類を取りに行きます。
抵当権抹消の書類を受け取り、司法書士に渡せば不動産売却での売主がやるべきことは完了です。

なお、その後司法書士は所有権移転と抵当権抹消の書類を同時に法務局へ提出します。



【STEP8】確定申告をおこなう


不動産売却 流れ 確定申告

不動産売却をおこなったことによって売却益が出た場合は、翌年の2月~3月に税務署で確定申告をおこなう必要があります。
売却益とは、不動産を購入したときの金額よりも売却金額が上回った際の利益部分のことで、これは譲渡所得といい課税対象にあたります。

譲渡所得は以下の方法で算出することができます。

★譲渡所得=収入金額ー取得費(物件を購入した際の取得費+譲渡にかかった費用)ー特別控除額



ちなみに譲渡所得には控除や特例などが適用できる場合があります。
以下の記事にて控除や特例などをご紹介しておりますので、よかったらご参考くださいね。

不動産売却の税金っていくら?計算方法や特例、特別控除、ふるさと納税についても解説します!

また、譲渡所得がない(ゼロ)、もしくはマイナスの場合は確定申告をおこなう必要はありません。


2.不動産を売却するのにかかる費用


不動産売却 費用
不動産を売却するのにかかる費用としては主に手数料や税金です。

税金であれば印紙税や譲渡所得税、登録免許税。
手数料は、不動産売買が成立した際に仲介業務をおこなった不動産会社に報酬として支払う仲介手数料のほか、抵当権抹消費用や住宅ローン返済手数料などです。

ちなみに不動産売却の際、不動産の売買価格自体は消費税がかかりません(課税業者は除く)。
不動産売却にかかる税金や、節税に役立つ特例、特別控除などは以下の記事で解説しているのでよかったらご参考くださいね!

不動産売却の税金っていくら?計算方法や特例、特別控除、ふるさと納税についても解説します!



3.不動産売却を失敗しないために!注意することは…


不動産売却 失敗
不動産売却でも重要なことが「業者選び」。
業者や営業マンの手腕が鍵といっても過言ではありません。
業者選びに失敗しないためにも、やはり複数の業者に依頼してしっかりと良い業者かどうか見極めることが重要です。

例えば不動産売却でも気を付けたいのが、先述の高額の査定金額のほかにも「囲い込み」です。
囲い込みは、自社で買主を見つけたいがために、不動産情報を他社に紹介しないことを指します。
これは「専任媒介契約」や「専属専任媒介契約」といった、一社としか契約できない媒介契約で特に起こりやすいです。

ほかにも、もし自分の不動産に瑕疵がある場合は営業マンに必ず伝えましょう。
瑕疵とは物件の欠陥や劣化部分のことを指し、物件内で自殺や他殺などがあった場合にも「心理的瑕疵」として瑕疵物件にあたります。

瑕疵物件は相場よりも安い売却となってしまうため、高く売るためにも言わずにいたいかもしれません。
しかしこのような瑕疵を隠して売却することで、契約不適合責任に問われ売主は補償をしなければならなかったり最悪の場合、契約解除になってしまうことも。
損害賠償を請求されることもあるので、瑕疵は隠さずに知りうる全てをしっかりと伝えて売却に挑みましょう。

そのほか、不動産売却の注意点は以下の記事にて解説しているので、気になる方はぜひ詳細をご確認くださいね!
知らないと損する!?不動産売却の注意点7選をご紹介します!


また、瑕疵物件については以下の記事で解説しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
事故物件だからと諦めないで!相場や好条件売却のコツをご紹介します!
自分の物件はどの瑕疵物件にあたる?瑕疵の種類やトラブル回避方法をご紹介します!




4.不動産売却ならブルーホームまで!


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今回は不動産の売却の流れや費用、注意点について解説しました!

ブルーホームは、住吉区を中心に不動産売買をサポートしている地域密着型の不動産会社です。
ほかにも、住之江区・平野区・東住吉区・堺市北区・堺市堺区についてもお任せください!

「親身な」・「親しみ易い」・「怖くない」不動産屋さんとして、
売却はもちろん買取、賃貸など住吉区での不動産について幅広くお力添えいたします。

不動産売却は大きな金額が動く分、失敗したくないものです。

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この記事を書いた人

ブルーホーム 住吉営業センター

ブルーホーム 住吉営業センターです。
私たち「ブルーホーム」はどの不動産屋さんよりも
「親身な」「怖くない」不動産屋さんを目指しています。
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