机上査定だけでは意味がない？訪問査定との違いを解説します！
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不動産を売却するならば、あらかじめ目安となる価格を知っておくことは重要です。
そこでよく耳にするのが「机上査定」と「訪問査定」ではないでしょうか？
机上査定は簡単に不動産の価格の目安を知ることができます。
しかし机上査定だけを目安にして、訪問査定なしに不動産を売却するのはおすすめできません。
「机上査定と訪問査定の違いは？」
「机上査定がおすすめなのはどういうケース？」
「どうして訪問査定をした方がいいの？」
というお声にお応えすべく、今回は机上査定と訪問査定の違いだけでなく双方のメリットやデメリット、おすすめの人などをご紹介します！
ぜひ最後までご覧くださいね！
不動産売却をおこなう前に、不動産の価格を査定によって知っておきましょう。
査定方法は冒頭でご紹介した「机上査定」と「訪問査定」に分かれます。
机上査定は簡易査定とも呼ばれ、不動産を訪問せずに不動産を査定する方法です。
近年の不動産市場の動向やエリアの過去の取引事例、似ている条件の物件が売買された価格のデータを参考に、不動産の大まかな査定額を算出します。
この査定額は不動産が3か月以内に売買される場合の想定額が表記されています。
査定結果は早ければ当日、遅くても数日程度でのメール送付が一般的です。
不動産会社によってメールの方式は異なるため、査定額だけを表記している場合もあれば、査定の根拠となる査定書が添付されていることも。
訪問査定は実査定とも呼ばれ、依頼主の不動産を実際に訪問して査定する方法です。
机上査定だけでは、不動産の日当たりや形状などが分からないため、正確な不動産の査定価格を知ることは難しいです。
一方の訪問査定では、不動産会社の担当者が訪問して不動産の条件や状態だけでなく、周辺環境なども調べて査定価格を算出します。
したがって査定の精度が各段に高まるため、訪問査定での査定価格は売り出し価格ひいては売却価格により近いものが提示されます。
しかし数日で査定結果が送付される机上査定と違って、訪問査定では査定価格の算出に一週間程度かかることは留意しておきましょう。
不動産の価格を正確に算出するには、以下のような様々な要素を基に算出されます。
・立地条件
駅やバス停からの距離、周辺環境、生活インフラ等
・不動産の状態
使用状態、リフォームの有無、不動産自体の雰囲気等
・不動産の条件
建物種別、築年数、土地の形状や傾斜、土地の広さ、日当たり、間取り等
もちろん、上記の要素だけではありません。
過去の取引事例やエリアの地価、不動産市場の動向など多くの条件を基により正確な価格を算出できるのが訪問査定です。
机上査定は限られた不動産の情報を基に算出するので、あくまで大まかな査定額でしかありません。
しかし例えば物件種別がマンションの場合は、査定額に大きなぶれが発生することはあまりありません。
なぜなら同じ棟内の取引価格を参考にできることに加えて、不動産の保存状態が似通っていることが多いからです。
机上査定だけでは見極められない点として、「誠実でない業者だと高額の査定額を提示する」ことも挙げられます。
不誠実な業者だと相場とかけ離れた高額な査定額を提示してきます。
他社よりも高額な査定結果を提示することで、自社に売却の依頼をしてもらおうという魂胆があるからです。
そのようにして売却依頼を受けたあとは、自社の査定額の正確性を証明するために査定額そのままで不動産を売り出します。
しかし相場とかけ離れた価格で売り出しても買い手はなかなかつかず、最終的には売れ残り物件となってしまうことも。
売れ残りは敬遠されがちなことから、取引が成立しても思っていた価格より低くなるかもしれません。
ほかにも、査定額は高いにもかかわらず売り出しの際に大幅に値下げをすることもあります。
机上査定で相場の前後額の査定結果を提示する数社に不動産会社を絞り込み、そのうちから訪問査定をする業者を選びましょう。
ただし査定額が思っていたよりも全体的に低い、もしくは高い場合があります。
そのときは、どうしてその価格になったかという根拠を業者にしっかり確認するのがおすすめです。
机上査定の目的は以下の3つです。
「素人判断ではない、自分の所有する不動産の相場を知ること」
「相場の近似値を提示してくれる不動産会社に絞り込むこと」
「絞り込んだ不動産会社の中で、対応姿勢が良いところを見つけること」
したがって机上査定での査定価格は参考程度にとどめましょう。
一般的に不動産売却を考えている場合は、まず複数社に机上査定を依頼します。
そして訪問査定を任せたい数社を絞り込み、訪問査定を依頼します。
数社からの査定結果が返ってきたら、最終的に不動産会社の対応や査定価格、サービスを比較して一社を選定し媒介契約を結ぶという流れが一般的です。
より良い業者と媒介契約を結べるように机上査定で業者を絞り込み、訪問査定の段階でしっかりと各社を精査してくださいね。
机上査定のメリットは「短い時間で査定額を知ることができる」という点です。
くわえて、家にいなくても情報を入力するだけなので、手間をかけずに数日後に査定額を知ることができます。
机上査定の期間は業者によっては最短当日、遅くても数日以内で分かることが多いです。
ほかにも家族に査定のことを知られたくない場合にも机上査定が適しています。
一方でデメリットとしては「価格が正確でない」ということが挙げられます。
物件種別によっては価格に大きなぶれが生じてしまうことも。
したがって本格的に不動産売却を考えているならば、机上査定にくわえて訪問査定をおこなうのがおすすめです。
また、不動産会社によっては机上査定を依頼後、訪問査定の勧誘をしてくることがあります。
それ自体は問題ありませんが、中にはしつこく営業電話をかけてくる業者もいます。
訪問査定のメリットは「より正確に不動産の価格を知ることができる」という点がまず挙げられます。
この査定方法では、現地に不動産会社の担当者が訪問して調査をおこなうので正確性の高い価格を知ることができますよ。
また、訪問査定では査定の当日に、担当者と顔を合わせ様々な会話や質問をします。
受け答えの姿勢や態度が直に見て確認できるので、業者の良し悪しを判断しやすいというところも利点ですね。
一方でデメリットとしては、訪問査定当日は担当者が対面で会話や質問をするので、査定対象の不動産にいなければならないこと。
調査自体は早くて1時間、遅くても数時間以内に終わりますが、そのためのスケジュール調整は必須です。
ほかにも、机上査定と違って必要書類をそろえておかなければならないことや、査定結果が出るまでに早くても数日から1週間程度かかることもデメリットでしょう。
・相場の目安だけでもすぐに知りたい
・遠方の不動産を査定してほしい
・訪問査定の時間を取れない
・売却したい建物種別がマンションである
・近所や家族に査定のことを知られたくない
・どの不動産会社がいいか悩んでいる
机上査定がおすすめなケースは上記の通りです。
先述の通り不動産の相場の目安をすぐに知りたい方、ほかにも近隣住民や家族に知られずまずは査定をしたいという方におすすめですよ。
さらに訪問査定では、訪問当日に不動産の場所にいる必要がありますが、遠方の不動産の査定を依頼する場合も机上査定を依頼しましょう。
ほかにも、どうしても訪問査定の時間が取れない方は、机上査定を依頼して媒介契約を締結する業者を決めても良いでしょう。
最後にどの不動産会社がいいか悩んでいる方は、複数社をピックアップして机上査定の価格や対応で、訪問査定を依頼する業者を絞り込みましょう。
ちなみに机上査定と同じく、訪問査定も無料で依頼することができます。
時間に余裕があるならば、机上査定だけでなく訪問査定も検討してくださいね。
・本格的に不動産の売却を検討している
・ある程度依頼したい不動産業者に目星がついている
・物件種別が戸建てや土地
本格的に不動産の売却を検討していたり、ある程度依頼したい不動産業者に目星がついているならば机上査定を飛ばして訪問査定から依頼するのもおすすめです。
机上査定は簡単に結果が届くため非常に便利ではあります。
しかし訪問査定の方が査定額が正確であることに加えて、実際に担当者の対応を見ることができるので、安心して業者に売却まで依頼することができますよ。
特に土地や戸建ての場合は、机上査定だけでは売却価格と大きくずれてしまうこともあるので、必ず訪問査定をしてから業者に売却を依頼するようにしましょう。
今回は机上査定と訪問査定の違いや、おすすめのケースを解説しました！
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不動産を売却するならば、あらかじめ目安となる価格を知っておくことは重要です。
そこでよく耳にするのが「机上査定」と「訪問査定」ではないでしょうか？
机上査定は簡単に不動産の価格の目安を知ることができます。
しかし机上査定だけを目安にして、訪問査定なしに不動産を売却するのはおすすめできません。
「机上査定と訪問査定の違いは？」
「机上査定がおすすめなのはどういうケース？」
「どうして訪問査定をした方がいいの？」
というお声にお応えすべく、今回は机上査定と訪問査定の違いだけでなく双方のメリットやデメリット、おすすめの人などをご紹介します！
ぜひ最後までご覧くださいね！
１．机上査定と訪問査定の違い
不動産売却をおこなう前に、不動産の価格を査定によって知っておきましょう。
査定方法は冒頭でご紹介した「机上査定」と「訪問査定」に分かれます。
机上査定
机上査定は簡易査定とも呼ばれ、不動産を訪問せずに不動産を査定する方法です。
近年の不動産市場の動向やエリアの過去の取引事例、似ている条件の物件が売買された価格のデータを参考に、不動産の大まかな査定額を算出します。
この査定額は不動産が3か月以内に売買される場合の想定額が表記されています。
査定結果は早ければ当日、遅くても数日程度でのメール送付が一般的です。
不動産会社によってメールの方式は異なるため、査定額だけを表記している場合もあれば、査定の根拠となる査定書が添付されていることも。
訪問査定
訪問査定は実査定とも呼ばれ、依頼主の不動産を実際に訪問して査定する方法です。
机上査定だけでは、不動産の日当たりや形状などが分からないため、正確な不動産の査定価格を知ることは難しいです。
一方の訪問査定では、不動産会社の担当者が訪問して不動産の条件や状態だけでなく、周辺環境なども調べて査定価格を算出します。
したがって査定の精度が各段に高まるため、訪問査定での査定価格は売り出し価格ひいては売却価格により近いものが提示されます。
しかし数日で査定結果が送付される机上査定と違って、訪問査定では査定価格の算出に一週間程度かかることは留意しておきましょう。
２．机上査定だけでは意味がない理由は2つ
価格が正確ではない
不動産の価格を正確に算出するには、以下のような様々な要素を基に算出されます。
・立地条件
駅やバス停からの距離、周辺環境、生活インフラ等
・不動産の状態
使用状態、リフォームの有無、不動産自体の雰囲気等
・不動産の条件
建物種別、築年数、土地の形状や傾斜、土地の広さ、日当たり、間取り等
もちろん、上記の要素だけではありません。
過去の取引事例やエリアの地価、不動産市場の動向など多くの条件を基により正確な価格を算出できるのが訪問査定です。
机上査定は限られた不動産の情報を基に算出するので、あくまで大まかな査定額でしかありません。
しかし例えば物件種別がマンションの場合は、査定額に大きなぶれが発生することはあまりありません。
なぜなら同じ棟内の取引価格を参考にできることに加えて、不動産の保存状態が似通っていることが多いからです。
誠実でない業者だと高額の査定額を提示する
机上査定だけでは見極められない点として、「誠実でない業者だと高額の査定額を提示する」ことも挙げられます。
不誠実な業者だと相場とかけ離れた高額な査定額を提示してきます。
他社よりも高額な査定結果を提示することで、自社に売却の依頼をしてもらおうという魂胆があるからです。
そのようにして売却依頼を受けたあとは、自社の査定額の正確性を証明するために査定額そのままで不動産を売り出します。
しかし相場とかけ離れた価格で売り出しても買い手はなかなかつかず、最終的には売れ残り物件となってしまうことも。
売れ残りは敬遠されがちなことから、取引が成立しても思っていた価格より低くなるかもしれません。
ほかにも、査定額は高いにもかかわらず売り出しの際に大幅に値下げをすることもあります。
机上査定で相場の前後額の査定結果を提示する数社に不動産会社を絞り込み、そのうちから訪問査定をする業者を選びましょう。
ただし査定額が思っていたよりも全体的に低い、もしくは高い場合があります。
そのときは、どうしてその価格になったかという根拠を業者にしっかり確認するのがおすすめです。
机上査定はあくまで参考程度に
机上査定の目的は以下の3つです。
「素人判断ではない、自分の所有する不動産の相場を知ること」
「相場の近似値を提示してくれる不動産会社に絞り込むこと」
「絞り込んだ不動産会社の中で、対応姿勢が良いところを見つけること」
したがって机上査定での査定価格は参考程度にとどめましょう。
一般的に不動産売却を考えている場合は、まず複数社に机上査定を依頼します。
そして訪問査定を任せたい数社を絞り込み、訪問査定を依頼します。
数社からの査定結果が返ってきたら、最終的に不動産会社の対応や査定価格、サービスを比較して一社を選定し媒介契約を結ぶという流れが一般的です。
より良い業者と媒介契約を結べるように机上査定で業者を絞り込み、訪問査定の段階でしっかりと各社を精査してくださいね。
３．机上査定のメリットとデメリット
机上査定のメリットは「短い時間で査定額を知ることができる」という点です。
くわえて、家にいなくても情報を入力するだけなので、手間をかけずに数日後に査定額を知ることができます。
机上査定の期間は業者によっては最短当日、遅くても数日以内で分かることが多いです。
ほかにも家族に査定のことを知られたくない場合にも机上査定が適しています。
一方でデメリットとしては「価格が正確でない」ということが挙げられます。
物件種別によっては価格に大きなぶれが生じてしまうことも。
したがって本格的に不動産売却を考えているならば、机上査定にくわえて訪問査定をおこなうのがおすすめです。
また、不動産会社によっては机上査定を依頼後、訪問査定の勧誘をしてくることがあります。
それ自体は問題ありませんが、中にはしつこく営業電話をかけてくる業者もいます。
４．訪問査定のメリットとデメリット
訪問査定のメリットは「より正確に不動産の価格を知ることができる」という点がまず挙げられます。
この査定方法では、現地に不動産会社の担当者が訪問して調査をおこなうので正確性の高い価格を知ることができますよ。
また、訪問査定では査定の当日に、担当者と顔を合わせ様々な会話や質問をします。
受け答えの姿勢や態度が直に見て確認できるので、業者の良し悪しを判断しやすいというところも利点ですね。
一方でデメリットとしては、訪問査定当日は担当者が対面で会話や質問をするので、査定対象の不動産にいなければならないこと。
調査自体は早くて1時間、遅くても数時間以内に終わりますが、そのためのスケジュール調整は必須です。
ほかにも、机上査定と違って必要書類をそろえておかなければならないことや、査定結果が出るまでに早くても数日から1週間程度かかることもデメリットでしょう。
５．机上査定がおすすめのケース
・相場の目安だけでもすぐに知りたい
・遠方の不動産を査定してほしい
・訪問査定の時間を取れない
・売却したい建物種別がマンションである
・近所や家族に査定のことを知られたくない
・どの不動産会社がいいか悩んでいる
机上査定がおすすめなケースは上記の通りです。
先述の通り不動産の相場の目安をすぐに知りたい方、ほかにも近隣住民や家族に知られずまずは査定をしたいという方におすすめですよ。
さらに訪問査定では、訪問当日に不動産の場所にいる必要がありますが、遠方の不動産の査定を依頼する場合も机上査定を依頼しましょう。
ほかにも、どうしても訪問査定の時間が取れない方は、机上査定を依頼して媒介契約を締結する業者を決めても良いでしょう。
最後にどの不動産会社がいいか悩んでいる方は、複数社をピックアップして机上査定の価格や対応で、訪問査定を依頼する業者を絞り込みましょう。
ちなみに机上査定と同じく、訪問査定も無料で依頼することができます。
時間に余裕があるならば、机上査定だけでなく訪問査定も検討してくださいね。
６．訪問査定がおすすめのケース
・本格的に不動産の売却を検討している
・ある程度依頼したい不動産業者に目星がついている
・物件種別が戸建てや土地
本格的に不動産の売却を検討していたり、ある程度依頼したい不動産業者に目星がついているならば机上査定を飛ばして訪問査定から依頼するのもおすすめです。
机上査定は簡単に結果が届くため非常に便利ではあります。
しかし訪問査定の方が査定額が正確であることに加えて、実際に担当者の対応を見ることができるので、安心して業者に売却まで依頼することができますよ。
特に土地や戸建ての場合は、机上査定だけでは売却価格と大きくずれてしまうこともあるので、必ず訪問査定をしてから業者に売却を依頼するようにしましょう。
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今回は机上査定と訪問査定の違いや、おすすめのケースを解説しました！
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