注文住宅は売却しづらい?高く売却するコツをご紹介します!
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自分や家族、はたまた両親のこだわりや夢が詰まった注文住宅。
だからこそ、売却するならばなるべく高値で売却したいと感じる方は多いはず。
しかし「注文住宅は売却するのが難しい」と聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
昔は確かに注文住宅は将来的に売却が難しいと言われていました。
ところが近年では社会情勢などから中古物件が注目されるようになり、注文住宅も昔よりも売れやすくなってきています。
そこで今回は、建売住宅の方が売却しやすいと言われる理由や注文住宅を高く売却するポイントなどをご紹介します!
ぜひ最後までご覧くださいね。
実は近年になって中古住宅の需要は高まっています。
その要因としては、ウッドショックによる資材の高騰化によって、新築物件の価格が急激に高まったことが挙げられます。
最近ではウッドショックの影響は少し落ち着いてきましたが、まだまだ外壁や窓サッシといった部分は価格が上昇しています。
さらに今は物価が高いことに加えて、コロナ禍の前よりも在宅勤務の方が増えたことで、主要都市の土地価格が急激に上昇しました。
これらが新築物件の需要が低下している原因の一端を担っています。
また、中古物件の需要が高まった理由のもう一つの要因としては、環境意識の高まりによるリサイクルやリユースに対する抵抗感の薄まりです。
それに伴いマイホーム購入を検討している方の中には、古い住宅を安くで購入してリフォームし、新築同様の内装にするという選択肢を取る方も増えました。
ちなみに築20年以内の中古住宅であれば、住宅の性能は十分に良いため、このような理由も中古住宅の需要増加の一端を担っています。
建売住宅とは、建売会社が土地の取得をおこない、設計や建築などを経て、土地と完成した建物をセットで売り出している住宅を言います。
この住宅は既に完成されているものを売り出しているので、購入者が内装を選べない、もしくは制限されるという点がデメリットではあります。
しかし、多くの消費者の希望している内装や設備などが反映されているため、建売住宅は偏りのないバランスの良い住宅です。
また、建売住宅の特徴としては、大規模な分譲地に数棟の新築住宅を建てて販売していることが多いです。
そして建築コストを抑えるために、それらの新築住宅は間取りや設備、内装などをほぼ同じ形で量産しているため、会社が同じであればデザインはほとんど同じです。
したがって新築の建売住宅はデザインが平均的ですが、注文住宅よりも安く購入できます。
注文住宅とは、土地を持っているもしくはこれから購入する施工主がオーダーして建築されるオリジナルの住宅です。
建売住宅と違って内装や設備、間取りなどを自由に決められる分、建築コストがかかり建売よりも高くなりがち。
したがって住人の好みやこだわりが反映されるため、建売住宅のような均一感はなく、その多くが個性的なデザインや設備になっています。
ちなみに、注文住宅の建築のみを請け負っているハウスメーカーが多いため、自分で土地を見つけなければならないことが多いです。
相続などで土地を所有している場合は、建物代だけで建築することができます。
しかし土地を所有していないという方は、土地を購入しなければならないのでかなり多額の資金が必要です。
価格別に建てられる注文住宅のスケールは、以下の記事にて解説しています。
これから注文住宅の建築を検討しているという方は、よかったらご参考くださいね。
・いくらでどんな家が建つ?注文住宅の相場やおすすめの価格帯をご紹介します!
・夢の注文住宅!でも予算オーバー!?原因やコストダウンのコツをご紹介します!
建売住宅よりも注文住宅の方が、より独創的で個性が強く価値が高そうに感じますよね。
しかし、実は建売住宅の方が注文住宅よりも売却しやすい傾向にあります。
建売住宅は均一化されたデザインや間取りなどで建築されているため、万人受けして売却が早いからです。
しかし注文住宅だからといって、必ず売却しづらいというわけではありません。
また、注文住宅は施工主の好みなどが反映されますが、建売住宅は不動産会社や建売会社がエリアのことをリサーチして、最も需要に当てはまりやすい家を建築しています。
その地域の顧客に合った間取りや、外装、内装などを注文住宅よりも低いコストで施工するので、中古物件となっても人気が高いです。
ほかにも、ハウスメーカーなどによって建てられた建売住宅は、きちんと区画化されている土地に建築されています。
したがって、土地の最も多いトラブルである「境界」についても揉めづらく、これも需要が高い理由の一つです。
注文住宅は必ずしも全てが売れづらいというわけではなく、その中でも売れやすいものと売れづらいものに分かれます。
売却しづらい中古注文住宅の特徴としては以下のようなものが挙げられます。
間取りの流行も時代によって変わっています。
昔は1階にリビングがあることが一般的でしたが、今は家事動線が上手く繋がるように2階にリビングがあることが主流となっています。
ほかにも間取りの中に趣味の音楽用の防音室があったり、映画鑑賞のために地下室にホームシアターがある、
車好きで複数台止めるためにガレージに広く場所を取っているなど、一般的でない居室や設備は需要が低いです。
吹き抜けや一面窓ガラス、スケルトンの階段、螺旋階段など、デザインが優れたいわゆるおしゃれなデザインのものは誰しも一度は憧れますよね。
しかし吹き抜けや一面窓ガラスというのは、冷暖房の効率が悪くなってしまったり、スケルトン階段などはにおいや音が他の階に伝わりやすいというデメリットがあります。
非常におしゃれで人気が高く思えますが、そのようなデメリットを懸念して一般的なデザインを好む方が多いです。
ほかにも床が無垢材であるというのは敬遠されてしまうかもしれません。
無垢材は天然木のあたたかみを感じられるうえに、適度に柔らかく過ごしやすいですが、傷つきやすく調湿による変形の可能性があります。
それにくわえて、他のフローリングよりも高い傾向があるため、比較的需要は低いです。
このように万人受けせず、人を選ぶような独特なデザインなどは売却しづらい理由の一因となり得ます。
土地が広く大きすぎる家の場合も、比較的売れづらい中古物件になってしまいます。
なぜなら売却価格が一般的な中古物件の相場を超えて、数千万円後半から数億と手が出せない価格帯になるからです。
ほかにも、注文住宅を建てる方の中には限られた予算で理想の家づくりをするために、土地の形が整っていないような不整形地や旗竿地を購入していることがあります。
また、上記のような土地のほかにも、極端に狭い面積である場合も建てられる建物に制限がつき、需要は低いかもしれません。
土地が狭くても間取りなどを工夫して、住みやすい注文住宅にしている方もおられます。
しかし、そのような場合でも土地自体の価格があまり高くないため、売却できたとしても高額売却は狙えない可能性があります。
注文住宅が売れ残ってしまう理由の一つとして、比較的多いのが売り出し価格を下げられないというものです。
というのも、注文住宅は土地の購入からこだわりの反映のための内装や外装選びなど、一般的な建売住宅よりも費用がかかることがほとんど。
したがって住宅ローンの残債も多く残っているという方や、こだわりが詰まっているため、どうしても価格を下げたくないという方もいらっしゃいます。
しかし売り出し価格が高ければ高いほど、購入者にも予算があるので購入できる方も限られてしまうので、売却までに時間がかかってしまうかもしれません。
それでは自分が所有している物件はあまり高く売却できないのではないか、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし高額売却のために今からできる工夫はあります。
それは以下の通りです。
・老朽化している部分のメンテナンス
・内装だけでなく外観にも気を配る
・強みやこだわりの部分を訴求する
・余裕を持った売却スケジュールを組む
それぞれご紹介します!
まず、老朽化している部分は必ずメンテナンスで修繕などをおこなってから、売却するようにしましょう。
壁や床、外装などはもちろん設備についても、修繕が必要であればおこなうのが良いでしょう。
売却でいろいろ費用がかかるのに、老朽化部分の修繕まで?と思われるかもしれません。
しかし、修繕しなければならない物件とそうでない物件では、やはり後者の方が好印象を持たれがちです。
購入後に修繕しなければならないとなると、なかなか購入に踏み切れないという方もいらっしゃいます。
ちなみにメンテナンスはリフォームのように部屋を目新しくすることはできません。
しかし、その分メンテナンスはリフォームよりも安価に、より美しい状態に戻すことができるというメリットがあります。
またメンテナンスをおこなうことで愛着を持って管理してきたというアピールポイントにもなるので、売却前にはメンテナンスをおこなうようにしましょう。
*
ちなみに住宅を売却する前には「インスペクション」を実施するのがおすすめです。
これは不動産会社と媒介契約を結んだ際に説明されますが、簡単に言えば住宅の検査のようなものです。
非破壊行為による検査なので建物が壊されることなく、プロが住宅の欠陥などを判断します。
この検査に合格することで、より買主は安心して住宅を購入できるため、より成約しやすくなることも。
インスペクションについては以下の記事で解説しているので、興味のある方はぜひご一読くださいね。
・最近よく聞く「インスペクション」とは?費用相場や所要時間、検査項目を解説します!
・インスペクションの流れ!依頼のタイミングや注意点などもご紹介します!
注文住宅だけでなく全ての物件にいえることですが、不動産の印象は内装だけでなく、物件の外観も大きく影響します。
例えば庭や植木なども見栄えがよくなるように、できる範囲で整備しておくと好印象を持たれますよ。
物を置いている場合には片づけたり、雑草などが生えている場合は簡単に処理しておくと良いでしょう。
玄関の門扉周辺も外見の清潔感にかかわるので掃除しておくのがおすすめです。
というのも、実際に家を見て回る内見はアポイントを必ず取る必要があります。
しかし、不動産会社に住所だけ問い合わせて、下見に物件を見に来るという購入検討者の方も中にはいらっしゃいます。
また、物件情報に載せる写真撮影についても、天候が雨や曇りよりは晴れている日の写真の方が物件が綺麗に映ります。
不動産会社のスケジュールにもよりますが、極力晴れの日におこないましょう。
戸建ては物件や前面道路を必ず撮影するため、晴天の日に写真を撮ることで物件がより綺麗に映り、好印象を持たれやすいです。
注文住宅は一般的な住宅よりもこだわって建築されていることがほとんどです。
したがって、物件の強みや自分が建築時にこだわった部分を、不動産会社により強く訴求しましょう。
特に実際その家に住んでいたから分かる長所は、客観的に見ただけでは分からず説得力の高い部分なのでしっかりと不動産会社に伝えましょう。
そうすることで、業者が購入検討者と交渉する際のアピールポイントにもなります。
また、周辺地域を見て防災性などでアピールポイントを見つけるのもおすすめ。
特に最近ではハザードマップを見て物件を購入する方も多いため、地盤が強いなどの要素も強みとして挙げられます。
ほかにも周辺地域に生活インフラが周囲に整っていることや物件の向き、施工会社、物件の建築工法なども物件の強みとして伝えておきましょう。
注文住宅こそ不動産会社の販売力と営業の熱意、腕が問われるポイント。
こだわりをいかに購入検討者の方の心を掴めるように広告し伝えるか、つまり訴求力がとても重要です。
例えば効果的な広告や販売方法がない業者や、当たり障りのない訴求しかできない、熱意に欠けた営業マンに任せるのもおすすめできません。
また、不動産会社によっても取り扱いが得意な不動産が異なります。
例えば戸建ての売買が得意な業者もあれば、マンションの売買が得意な業者もいます。
必ず不動産会社に依頼する前に、売却実績やクチコミを確認して、複数社で比較してから依頼をおこなうようにしましょう。
需要を加味して建築された一般的な建売住宅よりも、注文住宅は施工主のこだわりが強く個性のある住宅です。
こだわって建築した住宅であるほど、一般受けするものから遠ざかってしまい客層が狭まってしまいます。
したがって、買主が見つかるまでに時間がかかってしまうこともあるので、売却のスケジュールは長期的に考えておきましょう。
せっかくの注文住宅であるにもかかわらず、短期的な売却スケジュールに設定し、焦って値下げして売却というのは非常にもったいないです。
こだわって建築した理想の家だからこそ、納得のいく条件や価格で売却できるように不動産会社と相談、連携して売却を進めていくことが大切です。
今回は注文住宅と建売住宅の違いや、売れづらいと言われる理由、高額売却のポイントを解説しました!
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自分や家族、はたまた両親のこだわりや夢が詰まった注文住宅。
だからこそ、売却するならばなるべく高値で売却したいと感じる方は多いはず。
しかし「注文住宅は売却するのが難しい」と聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
昔は確かに注文住宅は将来的に売却が難しいと言われていました。
ところが近年では社会情勢などから中古物件が注目されるようになり、注文住宅も昔よりも売れやすくなってきています。
そこで今回は、建売住宅の方が売却しやすいと言われる理由や注文住宅を高く売却するポイントなどをご紹介します!
ぜひ最後までご覧くださいね。
1.近年は中古住宅の需要が高まっている
実は近年になって中古住宅の需要は高まっています。
その要因としては、ウッドショックによる資材の高騰化によって、新築物件の価格が急激に高まったことが挙げられます。
最近ではウッドショックの影響は少し落ち着いてきましたが、まだまだ外壁や窓サッシといった部分は価格が上昇しています。
さらに今は物価が高いことに加えて、コロナ禍の前よりも在宅勤務の方が増えたことで、主要都市の土地価格が急激に上昇しました。
これらが新築物件の需要が低下している原因の一端を担っています。
また、中古物件の需要が高まった理由のもう一つの要因としては、環境意識の高まりによるリサイクルやリユースに対する抵抗感の薄まりです。
それに伴いマイホーム購入を検討している方の中には、古い住宅を安くで購入してリフォームし、新築同様の内装にするという選択肢を取る方も増えました。
ちなみに築20年以内の中古住宅であれば、住宅の性能は十分に良いため、このような理由も中古住宅の需要増加の一端を担っています。
2.建売住宅と注文住宅の違い
建売住宅
建売住宅とは、建売会社が土地の取得をおこない、設計や建築などを経て、土地と完成した建物をセットで売り出している住宅を言います。
この住宅は既に完成されているものを売り出しているので、購入者が内装を選べない、もしくは制限されるという点がデメリットではあります。
しかし、多くの消費者の希望している内装や設備などが反映されているため、建売住宅は偏りのないバランスの良い住宅です。
また、建売住宅の特徴としては、大規模な分譲地に数棟の新築住宅を建てて販売していることが多いです。
そして建築コストを抑えるために、それらの新築住宅は間取りや設備、内装などをほぼ同じ形で量産しているため、会社が同じであればデザインはほとんど同じです。
したがって新築の建売住宅はデザインが平均的ですが、注文住宅よりも安く購入できます。
注文住宅
注文住宅とは、土地を持っているもしくはこれから購入する施工主がオーダーして建築されるオリジナルの住宅です。
建売住宅と違って内装や設備、間取りなどを自由に決められる分、建築コストがかかり建売よりも高くなりがち。
したがって住人の好みやこだわりが反映されるため、建売住宅のような均一感はなく、その多くが個性的なデザインや設備になっています。
ちなみに、注文住宅の建築のみを請け負っているハウスメーカーが多いため、自分で土地を見つけなければならないことが多いです。
相続などで土地を所有している場合は、建物代だけで建築することができます。
しかし土地を所有していないという方は、土地を購入しなければならないのでかなり多額の資金が必要です。
価格別に建てられる注文住宅のスケールは、以下の記事にて解説しています。
これから注文住宅の建築を検討しているという方は、よかったらご参考くださいね。
・いくらでどんな家が建つ?注文住宅の相場やおすすめの価格帯をご紹介します!
・夢の注文住宅!でも予算オーバー!?原因やコストダウンのコツをご紹介します!
3.どうして建売住宅の方が売却しやすいと言われるのか
建売住宅よりも注文住宅の方が、より独創的で個性が強く価値が高そうに感じますよね。
しかし、実は建売住宅の方が注文住宅よりも売却しやすい傾向にあります。
建売住宅は均一化されたデザインや間取りなどで建築されているため、万人受けして売却が早いからです。
しかし注文住宅だからといって、必ず売却しづらいというわけではありません。
また、注文住宅は施工主の好みなどが反映されますが、建売住宅は不動産会社や建売会社がエリアのことをリサーチして、最も需要に当てはまりやすい家を建築しています。
その地域の顧客に合った間取りや、外装、内装などを注文住宅よりも低いコストで施工するので、中古物件となっても人気が高いです。
ほかにも、ハウスメーカーなどによって建てられた建売住宅は、きちんと区画化されている土地に建築されています。
したがって、土地の最も多いトラブルである「境界」についても揉めづらく、これも需要が高い理由の一つです。
4.売却しづらい中古注文住宅とは?
注文住宅は必ずしも全てが売れづらいというわけではなく、その中でも売れやすいものと売れづらいものに分かれます。
売却しづらい中古注文住宅の特徴としては以下のようなものが挙げられます。
使い勝手が悪い間取り
間取りの流行も時代によって変わっています。
昔は1階にリビングがあることが一般的でしたが、今は家事動線が上手く繋がるように2階にリビングがあることが主流となっています。
ほかにも間取りの中に趣味の音楽用の防音室があったり、映画鑑賞のために地下室にホームシアターがある、
車好きで複数台止めるためにガレージに広く場所を取っているなど、一般的でない居室や設備は需要が低いです。
個性的すぎるデザイン
吹き抜けや一面窓ガラス、スケルトンの階段、螺旋階段など、デザインが優れたいわゆるおしゃれなデザインのものは誰しも一度は憧れますよね。
しかし吹き抜けや一面窓ガラスというのは、冷暖房の効率が悪くなってしまったり、スケルトン階段などはにおいや音が他の階に伝わりやすいというデメリットがあります。
非常におしゃれで人気が高く思えますが、そのようなデメリットを懸念して一般的なデザインを好む方が多いです。
ほかにも床が無垢材であるというのは敬遠されてしまうかもしれません。
無垢材は天然木のあたたかみを感じられるうえに、適度に柔らかく過ごしやすいですが、傷つきやすく調湿による変形の可能性があります。
それにくわえて、他のフローリングよりも高い傾向があるため、比較的需要は低いです。
このように万人受けせず、人を選ぶような独特なデザインなどは売却しづらい理由の一因となり得ます。
土地が広すぎたり制限がある
土地が広く大きすぎる家の場合も、比較的売れづらい中古物件になってしまいます。
なぜなら売却価格が一般的な中古物件の相場を超えて、数千万円後半から数億と手が出せない価格帯になるからです。
ほかにも、注文住宅を建てる方の中には限られた予算で理想の家づくりをするために、土地の形が整っていないような不整形地や旗竿地を購入していることがあります。
また、上記のような土地のほかにも、極端に狭い面積である場合も建てられる建物に制限がつき、需要は低いかもしれません。
土地が狭くても間取りなどを工夫して、住みやすい注文住宅にしている方もおられます。
しかし、そのような場合でも土地自体の価格があまり高くないため、売却できたとしても高額売却は狙えない可能性があります。
売り出し価格が高すぎる
注文住宅が売れ残ってしまう理由の一つとして、比較的多いのが売り出し価格を下げられないというものです。
というのも、注文住宅は土地の購入からこだわりの反映のための内装や外装選びなど、一般的な建売住宅よりも費用がかかることがほとんど。
したがって住宅ローンの残債も多く残っているという方や、こだわりが詰まっているため、どうしても価格を下げたくないという方もいらっしゃいます。
しかし売り出し価格が高ければ高いほど、購入者にも予算があるので購入できる方も限られてしまうので、売却までに時間がかかってしまうかもしれません。
5.今からできる!注文住宅を高く売却するには?
それでは自分が所有している物件はあまり高く売却できないのではないか、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし高額売却のために今からできる工夫はあります。
それは以下の通りです。
・老朽化している部分のメンテナンス
・内装だけでなく外観にも気を配る
・強みやこだわりの部分を訴求する
・余裕を持った売却スケジュールを組む
それぞれご紹介します!
老朽化している部分のメンテナンス
まず、老朽化している部分は必ずメンテナンスで修繕などをおこなってから、売却するようにしましょう。
壁や床、外装などはもちろん設備についても、修繕が必要であればおこなうのが良いでしょう。
売却でいろいろ費用がかかるのに、老朽化部分の修繕まで?と思われるかもしれません。
しかし、修繕しなければならない物件とそうでない物件では、やはり後者の方が好印象を持たれがちです。
購入後に修繕しなければならないとなると、なかなか購入に踏み切れないという方もいらっしゃいます。
ちなみにメンテナンスはリフォームのように部屋を目新しくすることはできません。
しかし、その分メンテナンスはリフォームよりも安価に、より美しい状態に戻すことができるというメリットがあります。
またメンテナンスをおこなうことで愛着を持って管理してきたというアピールポイントにもなるので、売却前にはメンテナンスをおこなうようにしましょう。
*
ちなみに住宅を売却する前には「インスペクション」を実施するのがおすすめです。
これは不動産会社と媒介契約を結んだ際に説明されますが、簡単に言えば住宅の検査のようなものです。
非破壊行為による検査なので建物が壊されることなく、プロが住宅の欠陥などを判断します。
この検査に合格することで、より買主は安心して住宅を購入できるため、より成約しやすくなることも。
インスペクションについては以下の記事で解説しているので、興味のある方はぜひご一読くださいね。
・最近よく聞く「インスペクション」とは?費用相場や所要時間、検査項目を解説します!
・インスペクションの流れ!依頼のタイミングや注意点などもご紹介します!
内装だけでなく外観にも気を配る
注文住宅だけでなく全ての物件にいえることですが、不動産の印象は内装だけでなく、物件の外観も大きく影響します。
例えば庭や植木なども見栄えがよくなるように、できる範囲で整備しておくと好印象を持たれますよ。
物を置いている場合には片づけたり、雑草などが生えている場合は簡単に処理しておくと良いでしょう。
玄関の門扉周辺も外見の清潔感にかかわるので掃除しておくのがおすすめです。
というのも、実際に家を見て回る内見はアポイントを必ず取る必要があります。
しかし、不動産会社に住所だけ問い合わせて、下見に物件を見に来るという購入検討者の方も中にはいらっしゃいます。
また、物件情報に載せる写真撮影についても、天候が雨や曇りよりは晴れている日の写真の方が物件が綺麗に映ります。
不動産会社のスケジュールにもよりますが、極力晴れの日におこないましょう。
戸建ては物件や前面道路を必ず撮影するため、晴天の日に写真を撮ることで物件がより綺麗に映り、好印象を持たれやすいです。
強みやこだわりの部分を訴求する
注文住宅は一般的な住宅よりもこだわって建築されていることがほとんどです。
したがって、物件の強みや自分が建築時にこだわった部分を、不動産会社により強く訴求しましょう。
特に実際その家に住んでいたから分かる長所は、客観的に見ただけでは分からず説得力の高い部分なのでしっかりと不動産会社に伝えましょう。
そうすることで、業者が購入検討者と交渉する際のアピールポイントにもなります。
また、周辺地域を見て防災性などでアピールポイントを見つけるのもおすすめ。
特に最近ではハザードマップを見て物件を購入する方も多いため、地盤が強いなどの要素も強みとして挙げられます。
ほかにも周辺地域に生活インフラが周囲に整っていることや物件の向き、施工会社、物件の建築工法なども物件の強みとして伝えておきましょう。
訴求力が高く注文住宅の売却が得意な不動産会社を選ぶ
注文住宅こそ不動産会社の販売力と営業の熱意、腕が問われるポイント。
こだわりをいかに購入検討者の方の心を掴めるように広告し伝えるか、つまり訴求力がとても重要です。
例えば効果的な広告や販売方法がない業者や、当たり障りのない訴求しかできない、熱意に欠けた営業マンに任せるのもおすすめできません。
また、不動産会社によっても取り扱いが得意な不動産が異なります。
例えば戸建ての売買が得意な業者もあれば、マンションの売買が得意な業者もいます。
必ず不動産会社に依頼する前に、売却実績やクチコミを確認して、複数社で比較してから依頼をおこなうようにしましょう。
余裕を持った売却スケジュールを組む
需要を加味して建築された一般的な建売住宅よりも、注文住宅は施工主のこだわりが強く個性のある住宅です。
こだわって建築した住宅であるほど、一般受けするものから遠ざかってしまい客層が狭まってしまいます。
したがって、買主が見つかるまでに時間がかかってしまうこともあるので、売却のスケジュールは長期的に考えておきましょう。
せっかくの注文住宅であるにもかかわらず、短期的な売却スケジュールに設定し、焦って値下げして売却というのは非常にもったいないです。
こだわって建築した理想の家だからこそ、納得のいく条件や価格で売却できるように不動産会社と相談、連携して売却を進めていくことが大切です。
6.注文住宅の売却はブルーホームまで!
今回は注文住宅と建売住宅の違いや、売れづらいと言われる理由、高額売却のポイントを解説しました!
ブルーホームは、住吉区を中心に不動産売買をサポートしている地域密着型の不動産会社です。
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不動産売却は大きな金額が動く分、失敗したくないものです。
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