木造=実は火に強いって本当?木造建築のメリット、デメリットを解説します!

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木造建築 メリット デメリット

賃貸でのお部屋選びやマイホーム購入で物件を探すとき、木造建築の一戸建てやアパートを見かけることが多いですよね。

建物構造は木造のほかにも、軽量・重量鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート造)、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)などさまざまです。
しかし実は住戸の半分以上、約6割の建物が木造でできています。

そこで今回は木造の物件に住むメリットやデメリット、おすすめの人をご紹介します。
ぜひ最後までご覧くださいね。



1.木造建築とは?


木造
木造建築とは、木造とあるように木材を主要部分に使って建てられた建物のことをいいます。
特徴としては吸湿性が高いことが挙げられ、日本の気候に適した構造をしていることです。

冒頭でも述べたように日本では木造の住宅が一般的で、昔から根強く支持されています。
法定耐用年数(その資産を使用できる期間)は22年と定められており、どの構造よりも耐用年数は短いです。
しかし適切なメンテナンスをおこなえば、それ以上の期間住むことができますよ。



2.実は木造建築は耐火性が高い!木造建築のメリット


木造 メリット

耐火性が高い


木造の建物は火災保険も他の構造に比べて高いため、燃えやすく火に弱そうという印象を持たれがちです。
しかし実は、木造建築は耐火性が高いことがメリットの1つなのです。

あまり想像できないかもしれませんが、例えば薪などの太い木材に火をつけるのに手間取った方はいらっしゃると思います。
その原理と同じように、建物に使われる木材の厚さは太く、木材の内部まで燃えきるのには時間がかかるのです。
火事が起こった際も木材の内部まで火が届きにくいため、構造部分が崩れることなく家の形を保っているということも。

鉄骨造などの方が火災に強いように思えますよね。
しかし熱伝導率の高さからすぐに温度が高くなってしまい、構造部分が折れ曲がってしまうことがあるのです。


耐熱性が高い


木材は熱伝導率が低いことから、耐熱性が高いことも長所です。

木材は温度管理に優れていることから、建築素材やエアコンの技術が発達する前から親しまれている素材です。
例えば食事の際に、鉄製の器と比べて木製のお茶碗などはお湯を注いでも器が熱くなるまでに時間がかかりますよね。

それと同じく木は熱伝導率が低いため、夏場でも室内の温度が上がりづらいため涼しく過ごすことができ、冬場は暖かい空気を保ってくれます。

しかし鉄骨のマンションの方が温度管理に優れていそうな気がしますよね。
それらは壁の厚さやその他のことが要因で、実は材質としては鉄骨の方が熱伝導率が高く外部の温度に左右されます。
いまだに木造の住宅の住環境が根強い人気を誇るのは、日本の高温多湿な住環境において木造のメリットが多いからです。

なお、香りや触れたときのあたたかみも木材特有のメリットといえますね。



調湿効果や通気性が高い


木造の大きな特徴として「調湿効果」が挙げられます。

例えば鉄骨やコンクリートは気密性が高いため、湿気がこもりやすいです。
しかし木造は、梅雨の時期は湿度を吸収し冬場には湿度を吐き出して快適な湿度に調整してくれます。

さらに通気性が良いので、カビが発生しづらかったり冬場には結露ができにくいというメリットも。


建築コストをおさえられる


木材は安価なうえ鉄骨などに比べて軽い材質のため、基礎工事などに手がかかりません。
くわえて、木材は坪単価は他の構造に比べて安く済みます。
しかし、業者によっては施工の坪単価や使用する材木の種類は異なるため注意が必要です。

ほかにも鉄骨は防錆処理や耐火処理を施さなければならないのに比べて、木材は種類にもよりますが厚みや熱伝導率の低さから下処理にも手間がかかりません。
以上のことから建築コストが抑えられるのもメリットです。


設計自由度が高い


木造建築は設計自由度が高いのもメリットの一つです。
特に在来工法はデザインの自由度が高く、リフォームをしやすいことなども利点として挙げられます。



3.木造建築のデメリット


木造 デメリット

防音性が高くない


木造建築は他の材質に比べて遮音性能が高くないため、騒音が響きやすいというデメリットがあります。
したがって大きな道路に面している建物だと外の音が響いたりすることも。
さらに部屋の中で楽器などを演奏すると外に響いてしまい、近所との騒音トラブルにも発展しかねません。

このような場合には天井や床、壁などを二重構造にしたり、防音に特化した部屋を作るほかクッションタイルを敷くのも良いですね。
ほかにも家具や家電を置く位置で音の響き具合は変わります。
間取りを見て音が響きそうな場所をしっかり確認して家具や家電を配置しましょう。


気密性が低いため冷暖房が効きづらい


木造のメリットとして、調湿効果や通気性が高く日本の気候に適していることを挙げましたよね。
しかしこのメリットはデメリットにもなってしまいます。

というのも、他の構造よりも通気性が高いということは気密性が低いということ。
気密性が低いことから外気が入り込みやすく、冷暖房が効きづらいです。
窓や壁などに断熱シートを貼るなど、外気温に左右されないよう対策をおこなう必要があるかもしれません。



シロアリなどの害虫問題


木造は、気を好んで食べるシロアリの被害を最も受けやすい構造でもあります。
しかし近年では防蟻処理が施されている木材を使用したり、防蟻薬剤を定期的に散布するなど対策方法が多いです。

ほかにも、コンクリートを床下に敷き詰めるという手法(ベタ基礎)を採用する住宅も増えてきたことによって、シロアリの被害は少なくなりつつあります。
しかし、風通しや日当たりの悪い部屋や、湿気の多い場所は特に注意が必要です。


品質や強度に差がある


木造の特徴として品質や強度が均一でなく、他の工法よりも差があることが挙げられます。
他の構造については工場で生産され組み立てやすいようにされているため、建築時の品質は均一に保たれています。

しかし木材は天然のものを使用しているほか、管理方法や職人の技術による影響が大きく、それ次第で品質の良し悪しが決まってしまいます。




木造は他の建築材に比べて増改築がしやすいというメリットがあります。

しかし一方で、耐震性が他の建築材よりも劣っているため柱や壁が多く必要です。
くわえて構造上取り除けない柱や壁もあることから、間取りが制限されてしまうこともあります。


4.不動産の購入と売却のご相談はブルーホームまで!


ブルーホーム
今回は木造建築のメリットとデメリットに焦点を当てて解説しました!

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この記事を書いた人

ブルーホーム 住吉営業センター

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